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ワインは葡萄が原料です。その原料である葡萄は、一緒の畑で作っても毎年毎年、同じものが出来る訳ではありません。降水量の量、日照時間、など天候が毎年違うので葡萄の出来も変わり、ワインの仕上がりも変わってきます。

当たり年のワインを良く【ヴィンテージワイン】と呼ばれ事もありますね。

では、何時の時代の物が良いワインか? 今日はフランス、ブルゴーニュワインの【当たり年】のワインについて書いてみようと思います。

 

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そもそもヴィンテージとは

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ヴィンテージとは、ワインにおいて葡萄の収穫から醸造、ビン詰めされるまでの工程を表す言葉です。フランスでは、同一年に一定の区域から収穫された葡萄のみを使って醸造されるワインにのみヴィンテージの表記が許されます。

元々の語源は、フランスのヴァンダンジュから来ていて、このヴァンダンジュとは【葡萄の実を収穫】する事を指しています。

毎年9月頃から葡萄の収穫(ヴァンダンジュ)が始まります。

因みに私も1度だけフィリップパカレと言う生産者のヴァンダンジュに参加したことがあります。しかし慣れてないせいか、中々な重労働で作業も単純ではあるのですが、枝、葉などは勿論入れてはいけないし、良い葡萄の果実だけしかとってはいけず、収穫中パカレに注意された記憶があります(笑)

近年、機械で収穫する所もあるのですが、機械ですと時間・人手を掛けずに出来ますが、枝や葉、腐りかけそうな葡萄の実まで収穫してしまうので、優良な生産者は、殆どが手作業で葡萄を収穫しています。

フランスでは、同一年に一定の区域から収穫された葡萄のみを使って醸造されるワインにのみヴィンテージの表記が許されます。

 

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ブルゴーニュ:白ヴィンテージ

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まず白ワインから。
年代で言うと、2009・2008・2007・2006・2005・2004・2002・1996・1995・1992・1989

その中でより良い年は2009・2005・1996ではないでしょうか。

2009年:

とても良い年で、見つけたら買っておいて損はないと思います。どの生産者のワインも美味しく、全てのワインが1ランクアップしたような出来栄えです。

2005年:

過去20年間で最良の年とも言われています。完璧な天候に恵まれ、モンラッシェは2025年位まで寝かせても良いと言われています。

1996年:

95年の年も良かったですが、それを上回る年。降水量も少なく熟成期間が長いという非常に良好な条件だったそうです。9月になると、記録的な気温の低さだったみたいです。(糖度・酸を持った葡萄が出来た)

 

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ブルゴーニュ:赤ヴィンテージ

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さて、今度は赤ワインですね。
ブルゴーニュ赤ワインの良質な年は2009・2005・2003・2002・1999・1995・1990・1961

その中で良い年が2009・2005・1999

2009年:

白ワイン同様、偉大な年です。もし見つけたら買ったほうが良いかも♪

2005年:

こちらも同様、良い年です。完璧な天候に恵まれた年です。

1999年:

ブルゴーニュの赤の愛好者でしたら、是非飲んでみるべきヴィンテージかも知れません。

白ワイン用の葡萄と重なる年代が多いですね。

最後に

さて、今回はブルゴーニュワインのヴィンテージを取り上げてみました。国、地域によって気候・天候が違いますので、各国のヴィンテージを調べてワインを選ぶのも良いかも知れませんね!

 

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