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前回は、ワインの【当たり年】に関して書きましたが、当たりもあれば外れもある・・・という事で、今回は外れ年のヴィンテージについて書いてみようと思います。

そもそも、当たりと外れはどう言った事で決められるかという事ですが、簡単に言うとワインの原料となる葡萄がよく育つ環境、育たない環境が決め手となります。

ワインの葡萄を栽培する際、降水量は年間500~800mmと言われています。仮に年間1500mmも降ってしまえば、葡萄は水っぽくなってしまい良いワインは出来ません。

気候に関しても寒暖差があるのと無いのでは、葡萄の善し悪しがでます。寒暖差があったほうが、糖度の高い甘い葡萄が出来上がるので当然良いワインが出来上がります。

このように同じ畑でとれた葡萄でも、毎年の気候によって味わいが変わってしまうのです。

 

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外れ年だからこそ造り手の力が発揮される!

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上文で書いた事を踏まえると、外れ年のワインは何だか美味しくなさそうに感じてしまいます。ただ外れ年のワインは、ワインの出来具合をさしてるのではなく、葡萄の質をさしてます。

つまり、例え外れ年のであっても造り手の技量が良ければ美味しく頂けます。天候が悪ければ、収穫の時期を変えたり糖質が足らなければ補糖したり葡萄のブレンドの比率を調整したりなど、品質をカバーする技術を持っています。

【外れ年】の時期のワインは、造り手の力が左右する年かもしれませんね。

外れ年のワインは早めに飲もう!

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一般的に当たり年のワインは、長期熟成に耐えられると言われています。良く熟し糖度が高い葡萄はアルコール成分も十分であるため、保存が効きます。

甘味や渋み、酸味といったバランスに優れ、長い年月をかけて熟成させることで、更に複雑さを増したワインとなります。

一方、外れ年のワインは、保存が乏しく、長く寝かせるのには向きませんので、早い時期に開けて飲む事で、フレッシュで爽やかな味わいを楽しむ事が出来、美味しく飲む事が出来ます。

外れ年のワイン まとめ

天候によって味わいが変わってしまうワイン。せっかく飲むのでしたら、良い年のワインを飲みたいと言うもの。

ワインは葡萄の出来を示した【ヴィンテージチャート】と言うツールがあります。インターネットで検索すると、チャートがありますので、こう言った資料を目安にワインを選ぶのも良いかも知れませんね!

 

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