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ワインには必ずラベルが【ラベル】が付いています。このラベルには沢山の情報が記載されていてワインを選ぶ際とても参考になりまた、選ぶ楽しみのひとつにもなります♪

各国言葉が違うようにラベルに記載されている文字も様々ですので、今日は、「ワインと言えばフランス!」という事でフランスワインのラベルについてどんな情報が詰まっているか探ってみましょう。

 

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フランスワインのラベルを覚えてみよう!

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ステップ1 PRODUCE OF FRANSE

まず初めにフランスではラベルのことを【エチケット】と言います。響きが何かいいですよね♪
世界各国でお酒が作られ、その中にワインがあると思いますがフランスで作られたワインと証明する文面としてPRODUCE OF FRANCE と記載されていることがあります。この単語が書いてあればフランス産という事になります。

ステップ2 フランスワインを分類してみよう。

フランスワインには法的に大きく4つに分類されています。

Vin de table(ヴァン・ド・ターブル)・・・フランス産としか名乗れません。

Vin de pays(ヴァン・ド・ペイ)・・・地酒。一定の地域名を名乗ることができる。

A.O.V.D.Q.S(アペラシオン・ドリジン・ヴァン・デミリテ・ド・カリテ・スペリュール)

AOC(アペラシオン・ドリジーヌ・コントロレ)より細かい範囲で名乗れる。

と以上の4つの品質から分類されます。3番目…めちゃくちゃ長いですね…

先程4つの分類をしましたがエチケットには見覚えのない文字が記載されています。実はこの文字は地方の名前だったり市の名前だったり挙句の果てには畑の名前だったりするのです。そしてこの範囲が狭ければ狭いほど良いワインとされています。

逆にこの狭い範囲を名乗るためには沢山の規定をクリアーしなければならずエチケットに表記出来ない仕組みになっています。厳しい審査を通り抜けたものだからこそ良いワインとも言えるのですね。

 

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ステップ3  AOCについて

上質、若しくはお値段の高いフランスワインは間違いなくこのAOCの部類に入ります。

上画像に書いてあるGevrey-Chambertin(ジュヴレ・シャンベルタン)こちらはフランス・ブルゴーニュ地方の街の名前です。
日本で言えば関東地方→埼玉県→大宮市といったとこでしょうか。
このように範囲が狭まれば狭まるほど情報が明確であり買い手としても選ぶ材料となるのです。ただフランスと表記されたものだとフランスのどこで作られたか分からないですもんね。

因みにジュヴレ・シャンベルタンは沢山の良質な畑がありその畑も名前がついていてランクづけもされています。よく「ナポレオンが愛したワイン」として言われているChambertin(シャンベルタン)はGevrey-Chambertinの町にある畑の名前です。

もっと深く行くと同じ良質の畑(特級畑・グランクリュ)でも作る人が別だと味わいもかわりますので生産者も覚えて行くと通かもしれません! このように狭い範囲を名乗るためにはAOCを認可しなければいけないと言うことです。

ステップ4  生産者を知る手掛かり

生産者を知る手掛かりとしてエチケットにChateau とかDomaineと書かれたりします。
これは生産者という意味で、ボルドー(他の地方でも使用あり)ですとChateau(シャトー)ブルゴーニュだとDomaine(ドメーヌ)といいます。ですので、この単語の後にある文字はこのワインを作った人(会社)となります。

 

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ステップ5  その他の表記に関して

・アルコール度数と容量の記載もエチケットから読み取れます。
例えば75clと書いてあれば750ml
Alc13.5%やvol13.5%と書いてあればアルコールの度数を読み取れます。

・西暦
西暦は葡萄を収穫した年です。ワインは収穫して直ぐに作られますので作られた年と理解して良いと思います。
詳しい方ですと、どの年に良い葡萄が収穫されたか(その年の天候で葡萄の善し悪しが決まります)情報を把握しなければなりませんのでとても重要な表記となります。

ラベルの情報 ヨーロッパ・フランス編まとめ

今回はワインラベル(エチケット)ヨーロッパのフランス産に関し長々と書いてみました。
どうしてもフランス産の良いワインですとお値段が高くなりがちですので、特別な日、知人への贈り物などの時などそんな場面に出会した時参考にして頂ければと思います。

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