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ワインは、葡萄を潰して発酵させアルコールが出来お酒となりますがアルコールを生じる経緯は「酵母によって糖分が分解されてアルコールが出来る」となります。

さて、この文面の中に【糖分】と言う言葉が出て来ました。この【糖分】が日当たりと重要な関係がるのです。

 

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果実は日当たりにより糖分を作る!

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小学校で【光合成】を勉強しましたが、改めて辞書で調べてみますと「植物が水、光、二酸化炭素から酸素を排出して糖分を合成する」と書いてあります。

この光(日当たり時間)が長いと糖分を沢山作り、酵母によって糖分が分解されてアルコールが出来る訳です。つまりしっかりしたアルコール感のあるワインを作るには、それなりに糖分を持った葡萄から醸造する必要があるのです。

赤ワインと白ワインどっちの方がアルコール度数が高いの?

アルコール度数はワインによって色々ですが、白ワインのアルコール度数は7~14度。赤ワインのアルコール度数は11~14度程度と比較的赤ワインの方が高いです。このアルコール度数の差は、製造過程によるものになります。

白ワインは赤ワインよりも発酵温度が低く、発酵が止まりやすいです。発酵が止まりやすいので酵母によって糖分が分解されず、逆に甘味が残ります。という事で、白ワインは赤ワインよりもアルコール度数が低めで甘味が感じられます。

 

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ワインを作る時、糖を入れることもある!

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このように、糖分は甘さを足すというよりも、アルコール度数を上げるという目的で必要と考えても良いと思います。仮にに原料である葡萄の糖度が低いと、人工的に糖を足して葡萄の果汁の糖度を上げると言う事が行われることもあります。

これを日本語で【補糖】・フランス語で【シャプタリザシオン】と言い、技法として存在します。

寒い地域では、年のばらつきがあると思いますが葡萄の成熟度がかなり不足することもあるので、補糖をする機は温暖地よりもあるのかなと思います。

ワインの日当たり、アルコール度数と糖度 まとめ

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・日当たりが良いと光合成で糖分が作られる。
・糖分が発酵し分解されアルコールが生まれる。
・糖分が多く含まれた葡萄で、暖かい地域だと発酵が進み、アルコール度数が高いワインが多い。

日当たりによりワインのアルコール度数について書いてみました。

アルコール度数の低いワインをチョイスするなら、白ワインから選んでみては如何でしょうか!?

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