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星の数ほどあるワインの中で、その頂点とも言っても過言ではない【ロマネコンティ】皆さんも一度は聞いた事はあるのではないでしょうか? 今日は世界最高峰の赤ワイン【ロマネコンティ】について書きたいと思います。

 

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ロマネコンティの名前の経緯とは

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まずこのロマネコンティと言う名前ですが、これはボーヌ・ロマネ村にある葡萄畑の名前でもあります。

フランスでは、法律の関係で産地の名前をつけます。その範囲が狭まり名前を付けられたワインは良質なワインとして市場に出す事が出来ます。

フランス→ブルゴーニュ地方→コートドール県→ボーヌ・ロマネ村→ロマネコンティ(畑)となります。

ロマネは、この畑を生み出した古代ローマ人に由来。コンティは、18世紀仏ブルボン朝のコンティ公爵が、この畑を手に入れた事が由来だと言われています。

ロマネコンティは年間どの位出来るの?

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葡萄畑の広さが1.8haしかなく、通常でも1ha。わずか3000リットル、少ない年で1000リットルしか収穫できませんので年間平均が7000本程度しか生産できません。その為、希少性が高く消費者に届くのはとてつもない価格となります。

 

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使用される品種は?どのように作られるの?

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ロマネコンティで使われる葡萄の品種は、単一で【ピノノワール】が使われます。元々ブルゴーニュ地方は基本、赤ワインは【ピノノワール】、白ワインは【シャルドネ】を単一で使われワインを作ります。

ピノノワールの栽培は、他の葡萄と比べると栽培が難しいらしいですが、幸いフランス・ブルゴーニュ地方の土壌・テロワールは、ピノノワールを作るのに最適な土地です。

このワインを作っている会社(ドメーヌ)がDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)。DRCだけではないですが、ブルゴーニュ地方は伝統を重んじる傾向があり、それはワインの作り方にも現れ現在も伝統的な手法で作られています。

例えば、樽発酵を行う際の樽は新樽100%使用し、熟成期間に一回だけ澱引きを行い、最後に卵白を使って清澄(フランス語でコラージュと言います)します。

清澄(コラージ)と言う製法はフランスでは17世紀頃から知られており、今現在もこの製法が使われているのです。

数々のエピソードを残すロマネコンティ

・ルイ14世の持病を治療するために、担当医が毎日スプーン数杯分のロマネコンティを処方していた。

・2007年ニューヨークで開催された競売で1ダースのロマネコンティが2000万円以上で落札されたそうです。

・2011年、スイスでオークションが行われ、1945年ヴィンテージのロマネコンティが1000万円以上(1本)で落札されました。

・今、楽天ショッピングを見ていたら1945年ロマネコンティ(ジェロボアム:3リットル) が2000万円で売られています(笑)

まとめ

今回はロマネコンティについて書いてみました。いや~本当に高いですね(笑)こう言ったワインは、飲む機会は私自身ないと思いますが会話のネタとしては面白いと思います♪

ただ、これだけのお値段がつくワイン、ロマネコンティは、間違いなく丁寧に作られ最良の技を用いて作られたワインであるのは間違いないのではないでしょうか。

 

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